岡本歯科医院 ~みんなから愛される理由~
みなさんこんにちは。e-yan通信部です。
連日暑い日が続いておりますが、皆様いかがですか?
くれぐれも、熱中症には気をつけましょうね。
さて、今回私たちが取材させて頂きましたのは、
ジャン!
そうです。歯医者さんです。
入ってみると、The歯医者さんのような機械や、誰もが一度は経験したことのある歯医者さんの特有の匂い…
なんだか、そわそわしてしまいます。
今回は、東大阪市高井田にある「岡本歯科医院」さんにお邪魔させていただきました。
ものづくりだけではありません。今、東大阪では歯医者さんがアツいんです!
歯医者の数が多い大阪府の中でも、歯医者激戦区の1つといわれているのがここ、東大阪。
その中でもこちらの岡本歯科医院さんでは、なんと、神戸から通っておられる方や、滋賀から特急に乗って来られる患者さんもいるそうです。
待ち時間は時に1時間に及ぶことも。
岡本歯科医院さんは、地元の方はもちろん、遠方にお住まいの方からも絶大な支持を得ているようです。
そんな岡本歯科医院の医院長である岡本圭一先生は、もともと、小児の咬合接触(顎の機能系)を専門に大学に残って研究をされており、そしてその後に父の跡を継いで開業医になられたそうです。
しかし開業医になられた今でも、時々論文を発表されているそうです。
ついこの間にはなんと英語の論文を出されたそうで…すごいですね。
さて、さっそく岡本先生にインタビューさせて頂きました。
ー 歯科医になったきっかけを教えてください。
岡本先生:
父親がもともと東大阪で歯科医をしていて、一番身近な職業だったからです。
僕は今奈良に住んでいるんですが、父の意思を受け継いで、東大阪に開業しました。
ー レーザー治療のメリットとは?
岡本先生:
やっぱり痛みがないことですね。
特に、歯周病の患者さんなんかは、腰を切らなくてもいいので、負担が少なくてすみます。
ー 無痛治療ってどんな治療ですか?
岡本先生:
無痛治療とは、痛みのない治療のことではないんです。
誰だって、神経が過敏な状態で葉を削ったりすると痛いですよね。
だから、まずは歯を削ることよりも、痛みを沈静させてあげるんです。
それから治療をしていきます。
こうして「歯の状態」を意識しながら、なるべく痛みの少ない治療を行うこと、これを無痛治療といいます。
麻酔で無理やり痛みを抑えて治療することはできますが、炎症を起こしたりしている歯は、結局麻酔が切れたらまた痛み出します。
痛みを感じる、というのは、体がこれ以上侵されたら危険ですよっていう警告出してるっていうことなんです。
それを、麻酔でわからなくしてしまうと、せっかくの警告がわからないですよね。
ー 無痛治療ってそういう意味だったんですね。
でも私は治療の中で一番いたいのは麻酔だと思うんですが…
岡本先生:
麻酔はね、結局は歯医者の腕なんです。(笑)
痛くないやり方はあるんですよ。
まずは、歯茎の痛くない層ぎりぎりのところに麻酔をするんです。
そのあと、麻酔が効いてきたら奥の方まで麻酔していく、見たいな感じで…
もう麻酔してるのに、患者さんから「いつ麻酔するんですか?」って聞かれたときは、お、これはうまくいったって思いますね。(笑)
皆さん歯の治療のイメージとしては、
「削る=痛い」「麻酔=痛い」などがあると思います。
これには無論、歯科医師の腕にもかかわってくるのですが、ここでもう一つの大きな要因があります。
それは「個人差」です。
人には生まれ持った歯の形や歯茎の厚みがあります。
例えば、歯を覆うエナメル質の下に「象牙質」という細かい神経が通っている層があり、その神経に触れると痛みを感じてしまいます。
神経の多さや枝分かれは人によって違いが生じます。
また、歯茎には痛くない層と痛い層があり、痛い層が厚い人はちょっと麻酔針が刺さるとすぐに痛みが走るそうです。
― もともとは小児歯科の先生だったと伺っていますが、子供さんの、治療に対する恐怖心を和らげるために行っていることはありますか?
岡本先生:
ん~これは永遠の課題でね~(笑)
あんまり痛くないように治療をするっていうのは基本中の基本なんだけど、はじめての子とかだと、最初の3回くらいは、器具の説明をしたり、
練習で来てもらったりして、弱い刺激から少しずづ強い刺激に変えていって、徐々に慣ていってもらうようにしています。
これを系統的脱感作法というんです。
― 休日は何をされていますか?
岡本先生:
映画鑑賞と温泉が好きで、ちょこちょこ温泉に行ったりしています。
今は、部屋を改装したり壁面収納を作ったりしています。
もう半年くらいずっとしています。(笑)
― 今後の野望はありますか?
岡本先生:
特にないですね~
常に勉強して時代とともに進んでいきながら患者さんの治療をすることですかね。
そして今回は岡本先生に、誰もが気になっているであろう、正しい歯の磨き方と歯磨き粉の選び方も教えて頂きました。
歯磨き粉が歯を削っているって知っていましたか?
歯磨き粉には“化粧品”と“医薬部外品”に分類でき、それら歯磨き粉の中には“研磨剤”が多く入っているものがあり歯を白くしてくれます。
しかし、それは歯を削ってしまっているということなのです。
医薬部外品のものはフッ素が入っていたりなど、歯にプラスの成分が入っているものもありますが、基本は何もつけずに隅々まで磨くのが一番歯にとっていいのです。
電動歯磨きについても、電動だからいいという訳ではありません。
むしろ電動だからさーっと流し磨きしてしまうと逆効果です。
歯の一面一面意識しながら磨くことが一番重要なのだそうです。
岡本先生は患者さんとの信頼関係というものは特に意識したことはなく、誠心誠意向き合っていくうちに自然にできてくるものと感じておられるそうです。
治療が終わってもその後の患者さんとのお話の時間を惜しみなくとるというのが岡本先生のやり方。
治療という流れ作業ではなくしっかりと最後まで向き合うのが岡本先生のモットーなのです。
岡本先生は
「あれも言っておきたい、これもやっておきたいをしていると結果的に後の患者さんを待たせてしまうなと思ってしまうこともあるが、やらないで後悔するくらいならやった方がいい」
とおっしゃっていました。
こうした真剣なやり取りがあるからこそ、患者さんにもわかってもらえるのだと私たちも感じました。
岡本先生は顎機能系が専門なので、小児歯科さんが苦手とする分野である入れ歯などの治療も得意とされていますよ。
他にもホワイトニング治療など、魅力的な治療がたくさんです。
歯医者選びに悩まれているそこのあなた!
そんなあなたに私たちは誠意をもっておすすめします。
ぜひ、“岡本歯科医院”へ足を運んでみては?
最後に、今回お忙しい中、取材を受けて頂いた岡本圭一先生、本当にありがとうございました。
取材を終えて
塚本:
お医者さんを取材させて頂いたのは初めてで、企業さんなどとはまた違ったお話が聞けて、私も楽しませていただきました。
取材させていただいている中でも、岡本先生の人の良さが、すごく伝わってきて、「だから岡本歯科医院さんはみんなから愛されるんだな~」と感じました。
佐藤:
インタビューを始めた時から岡本さんの優しさや人柄の良さが伝わってきて、普段のお仕事中の患者さんへの接し方なども想像がつき、人気の歯医者さんである理由が聞かずともわかるくらいでした。
たくさんの話をしてくださるなかで、今まで知らなかった専門的な事も知ることができ、歯医者さんや歯のことについてとても関心が高まりました。
潟山:
初めて取材に同行して緊張しました。
ですが、岡本先生の朗らかさ、優しさに癒されました。
どんな質問にも親身になって答えてくださって、専門的な内容は口頭でなく模型を使って説明してくださって、こちらも勉強になることも多くありました。
笹部:
自分も何回も歯科医院にはお世話になってて、なのでそれに関した裏の話や歯の専門的な話などを聞けて面白くもあり勉強にもなりました。
また歯とは少し違い、一度自分が患ったものの詳細も聞けて、個人的にもかなりこの取材は良い経験になったと思っています。
取材先:岡本歯科(大阪府東大阪市高井田10-7)
医院長 岡本圭一様
お問い合わせ:06-6788-3968
WEB:http://www.okamotoshika.com/
(東大阪バーチャルシティ会員企業)
取材班:
塚本心 (近畿大学 総合社会学部 3年)
佐藤綾香 (近畿大学 総合社会学部 3年)
潟山真依 (近畿大学 総合社会学部 2年)
笹部好生 (近畿大学 総合社会学部 2年)