彌榮神社で小阪の歴史に触れよう!
こんにちは。
今回、私たちが紹介するのは「彌榮神社(いやさかじんじゃ)」から見る東大阪市小阪の歴史です。
この写真に写っているのは境内にある木の根っこです。
昔、この付近には大和川の支流となる川が流れておりこの木はその堤防の上に生えていました。
そして堤防の土が取り去られた結果、現在のように浮き上がった根っこがみられるようになりました。
また、境内の北側には「馬立跡(うまんたてあと)」と呼ばれるスポットがあります。
この場所には古くは洪水対策の堤があったそうです。
馬立の由来は大阪夏の陣の際、大阪城に籠る豊臣方の救援に向かっていた木村重成という武将が、この場所から炎上する大阪城を視認し、馬の上に立って大阪城に別れを告げたという言い伝えから来ているそうです。
皆さんも彌榮神社を訪れて大和川の支流が流れていた時代に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
文・写真:
近畿大学 総合社会学部 3年 田中遊也
彌榮神社の住所
大阪府東大阪市中小阪2-3-22